2022/01/06
あけましておめでとうございます。
空以外、白に覆われる秋田のお正月。(時には空も白くなります^ ^)
冷え込む朝は厳しくても、澄んだ空気を吸い込むと体も心も新しい自分へと清めてくれる。
そんな気持ちになる美しい冬景色が広がっています。
お正月の光景のひとつと言えば、鏡餅。
ワークプレックスでもスタッフの実家で収穫して、自らついた可愛らしいお餅を飾りました。
この鏡餅、もともとは日常の苦楽を共にしている道具への感謝と祈りを込めた「道具の餅」という意味があるのですが、みなさんはご存知でしたか?
例えば鍬形の餅に穴を開け紐を通して鍬に結びつける「くわの餅」、土間のかまどに供える「かまどの餅」、小さい丸餅を井戸のつるべ縄につるす「井戸の餅」、わらづとに12個の小さな餅を入れ馬屋の前に下げる「馬の餅」、その年の米作の出来を占う「作りだめしの餅」などなど、地域ごとの異なりも含めて餅を供えるたくさんの風習があります。
伝統的なお正月行事を行う家々は段々に少なくなってきましたが、今も昔も秋田のお正月はお米と共に過ごします。
「いなかの食卓ー秋田だより」(文化出版局)を参考にさせていただきました。
そして、冬のワークプレックスといえば薪ストーブ。
近くの山から切り出しざっくりと割った広葉樹の薪にゆっくりと火が入り、
柔らかな暖かさを届けてくれます。
冬のワーケーションは薪ストーブと一緒にお過ごしください。
本年もSemboku Workplexをどうぞよろしくお願いいたします。
スタッフ一同
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